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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

福島第一原発2号機が80度超えるも国民は蚊帳の外!

2012年02月12日 | 災害

 福島第一原発2号機の原子力圧力容器の底の温度が80度を超えれば、もう冷温停止状態とはいえないのではないか。今後どんなことが起きるのか、民主党政権もマスコミも、国民に向かって情報を提供すべきではないか。非常に残念でならないのは、原発にクレームを付けている側も、判断する材料が乏しいことだ。それでも、小出裕章京都大学原子炉実験所助教は「まだ危機的な状況は去ったわけではない」と言い続けてきた。これに対して、武田邦彦中部大学教授は「もう避難をするようなことにならないだろう」と早い段階から安全宣言をしている。脱原発を叫ぶ学者の間でも、現状の認識については、それだけ見解の相違があるのだ。私が原発の稼動に対して反対であるのは、今の民主党政権のように、責任をとろうとしない連中がかかわっていては、迷惑をするのは国民であるからだ。国営化して、事故を起こせば、責任者は牢屋にぶち込むという厳しさがなければ、やっていけるわけがない。ようやく2号機のことが問題にされはじめているが、それでも真実は隠されたままであり、国民はまったく見当がつかないのだ。昨年の3月11日のときのように、多くの国民を被曝させることだけは、断じて避けるべきだろう。しかし、それにしても、情報があまりにも少な過ぎる。温度計が壊れていたとかで、大事にならなければよいのだが。

 
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原発事故終息宣言をした野田首相の厚顔無恥を嗤う!

2012年02月12日 | 災害

 福島第一原発事故への対応でも、民主党政権のやることはいい加減過ぎる。現在進行中であるにもかかわらず、野田佳彦首相にいたっては、昨年の12月16日に終息宣言を出したことで、まるで過去の出来事のような口ぶりである。一時は温度が下がってきたといわれていた2号機が、ここにきてまた上昇しており、昨日の午後11時には、74・9度にまで達したという。大幅に注水量を増やしても、一向に効き目はないようだ。今こそ民主党政権は、現在分かっていることを、包み隠さず、国民に向かって公表すべきだろう。終息宣言なるものの根拠となった、冷温停止状態についても、苦しい言い方であることは、誰もが知っていたし、それによって、なおさら信頼は地に墜ちたのである。そして、それを前提にして、福島第一原発周辺の町村は、次々と帰還を始めているのだから、まさしく無責任の極みではなかろうか。嘘を嘘で固めるというのは、民主党政権の常套手段であり、それは原発事故に限らないが、そこで問題になるのは、統治能力のなさだ。責任を取りたくないから、その場しのぎの対応に終始するしかないのだろう。このまま民主党政権のままでは、最悪の事態になっても、国民を放置して、自分たちだけ逃げるようなことになりかねない。局面を打開するためにも、まずは政権交代を実現させるしかないのである。

 
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