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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「人からセメント」で公共事業こそが福島復興のけん引役だ!

2012年02月25日 | 経済

 民主党政権がどんなことをやらかしても、正常運転のように報道するマスコミがいる限り、日本の政治が変わるのは難しいに違いないが、国民の忍耐にも限界がある。現在、私が福島県に住んでいて気がかりなのは、新規事業に国が莫大な資金を投下するとしても、あくまでも受け皿は外から来る大手だということだ。残念ながら、地元にはその受け皿はないからだ。その一方で、民主党政権は金融緩和を行って、バブルをつくりだそうとしている。本来であれば、大規模な公共事業を行い、供給とのバランスを取るべきであるのに、それはなおざりにしている。それでは投機マネーとなって使われるだけだ。最近になって証券会社の株が上がっているのも、それを裏付けている。会津盆地周辺の山々の集落は、灯りが次々と消えている。只見川や大川の沿線も、深い闇のなかに没してしまっている。橋だって耐用年数が過ぎているものがあるし、トンネルだってかなり老朽化している。2、3年前のことだが、南会津町の国道で、岩石が崩落したのを私は目撃した。人が住み続けるには、それなりの補修が必要なのであり、福島県や会津の復興とは、そこにまず手を付けることだと思う。会津に雇用をつくりだすにあたっても、一番効果があるのは公共事業ではなかろうか。民主党が掲げた「コンクリートから人へ」というスローガンは、百害あって一利なしなのである。

 
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電力料金値上げと原発再稼動の二者択一迫る枝野の恫喝!

2012年02月25日 | 政局

 連日、話題にはこと欠かないのが民主党だが、前原誠司、細野豪志の次に登場するのは、「ただちに影響はない」と国民を小馬鹿にした枝野幸男経済産業大臣である。枝野は電気料金の値上げを牽制したり、「原発の再稼動には限りなく慎重であるべきだ」とかコメントしたり、さらには国有化をめぐって東京電力と大立ち回りを演じたかのような報道がされていたが、化けの皮は簡単に剥がれるものだ。昨日の民放テレビに出演した枝野は「原発を再稼動しなければ、電気料金の大幅値上げは不可避」と言い出したのである。これまでの発言は、枝野にとっては、どうでもいい繰言でしかなかったのだ。民主党の嘘マニフェストと同じで、国民受けを狙ったのだろう。そして、今になって電力会社の走狗としての本性をあらわしたのである。電力労連のバックアップで政権交代を実現したのだから、スポンサーの意向には逆らえないのだろう。料金アップの幅がまたすごい。「5パーセントから10パーセント、さらには15パーセントかまで上がるのは間違いない」とまで言ったのである。国民を恫喝しているのである。料金の値上げを認めたくなければ、原発の再稼動に応じろというのだ。まったく問答無用の言い方ではなかろうか。できもしないことを並べ立てて、結局は国民を騙すのが民主党政権だとしても、やり方があまりにもひどい。枝野の茶番劇に拍手したサヨクや民主党支持者は、一体どんな感想を抱いているのだろう。聞いてみたいものだ。

 
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