草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

悪しき亡霊のサヨクと対決する正義運動としての保守民族派!

2012年03月12日 | 思想家

 団塊世代のサヨクのデモに対して、若者が突っかかる。ようやく日本も悪しき亡霊の影響から脱する時期を迎えた気がする。リュックサックを背負った高齢者が、赤旗を手にヨタヨタとデモをしているさまは、亡霊があてもなくさまよっている感じだ。最後に逃げ込む場所が脱原発や反天皇なのだろう。『生涯にわたる阿修羅』としてに収録された、高橋和己と三島由紀夫との対談「大いなる過度期の論理」のなかで、高橋は全共闘について「革命運動を目ざしてはいますけれども、北一輝にならった言い方をすれば正義運動だと思います」と語っていた。街頭に繰り出す保守民族派のリーダーが「君たちはこんなことをして許されると思っているのか」とアジるのは、誰にでも通用する正義を主張しているのだ。大それたイデオロギーを振りかざしているのではない。かつて全共闘が問いかけたことと変わりがない。だからこそ、若者の心をつかむのだろう。さらに、高橋は「ぼくはマルクス主義者の方とちがいまして、革命というのは案外少数の人がやるものだと思っているんですよ」とも言っていた。日の丸の旗を持って、サヨクのデモに少数で立ち向かうというパトスは、従来の保守派には考えられないことだ。ソビエトが崩壊し、マルクス主義が墓場に追いやられてしまった今となっては、正義の運動が革命をもたらすのであり、少数の者が時代を切り拓くのだ。

 
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民主党政権打倒を叫ばぬ反原発脱原発デモを嗤う!

2012年03月12日 | 政局

 昨日は反原発や脱原発を叫ぶデモが東京や福島市などで行われたが、喫緊の課題は、福島県東部の子供たちをどうするかではないか。避難させずに放置しているのは、今の民主党政権であるのに、彼らを批判せずして、どうして局面の打開ができるのだろう。さらに、野田佳彦首相や枝野幸男経産相は、原発を再稼動させるとまで明言しているではないか。昨日のデモ隊の写真をネットで見てみると、連合参加の労働組合員も動員されている。民主党を選挙で応援した連中ではないか。原発事故発生時に迅速に対応していれば、被曝しなくてもよかった人たちが大半なのである。私は菅直人前首相らによる人災だと思っているから、民主党政権打倒の声が上がらないのが不思議でならない。反原発や脱原発を口にするだけというのは、憲法第九条があれば、戦争の巻き込まれないと思い込むのと同じで、ある種の言霊信仰ではなかろうか。しかも、原発事故は過去の出来事ではなく、現在も続いている。4号機の建屋が崩れれば、東京も危険になるといわれているのに、原発事故は収束したの一点張りで、民主党政権は危機と向かい合おうとしない。聞く耳を持たないのである。それが一番の問題なのではなかろうか。危機を乗り越えるには、決断できる政治が求められおり、それにはまず、国民の力で解散総選挙に追い込むべきなのである。

 
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