危機的状況に際して、判断を誤まってばかりいる民主党政権には、もう任せてはおけない。自民党の世襲議員であっても、腐っても鯛だから、それよりはましなのである。しかし、谷垣禎一総裁率いるところの自民党も、もう一つ迫力に欠ける。詰めが甘過ぎで、民主党政権が絶体絶命のピンチであるのに、ここで手を差しのべたら、まるっきりお人よしではないか。外交的には売国奴、内政的には経済政策の無策と、原発事故対応のデタラメ。それで倒せない野党が、世界のどこにいるだろう。選挙で勝てばいいとか、寝言を唱えているのは、政治が力であることを知らないからだ。国会をデモ隊が取り囲むような熱気がなければ、政権は難しいのである。明治維新を実現するにあたっても、おびただしい犠牲者が出たのである。参議院の西田昌司のように、徹底的に食い下がって、民主党と暴力団、民主党と民団や朝鮮総連との関係を、国民の前に暴露する。それ位のことをしないと、政権は取り戻せないのだ。永田町の議員会館前では、保守派の市民団体が日の丸をなびかせて、連日抗議活動を続けているが、その憂国のエネルギーに学ぶべきだろう。妥協を優先させて今の機会を逃せば、サヨクの反転攻勢を許すことにもなりかねない。自民党は民主党との一切の妥協を排して、徹底的に追い詰めるべきだろう。大義名分は自民党にあるわけだから。
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