草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今の日本のサヨクは攘夷のパトスなき単なる口舌の徒だ!

2012年03月17日 | 思想家

 攘夷という言葉を掲げると、眉をひそめる人たちがいる。しかし、幕末から平成の世の現在まで、日本を救う力となったのは、時にはマルクス主義の仮面をつけたとしても、その根底にあったのは、外敵に対しての「撃ちてし止まん」の攘夷の心なのである。だからこそ、若き日にマルクスの洗礼を受けた林房雄が、保守民族派に転向しても、まったく違和感がなかったのだ。三島由紀夫が林房雄に注目したのは、思想の相対性の世界の住人としてではない。「氏のかつてのマルクス主義の熱情、その志、その大義への挺身こそ、もともと、『青年』のなかの攘夷論と同じ、もっとも古くもっとも暗く、かつ無意識的に革新的であるところの、本質的原初的な日本人の心であった」ことに、三島は限りない共鳴を覚えたのだ。私が70年代前後の新左翼、とくに沖縄奪還を掲げた中核派にシンパシーを感じるのは、まさしく攘夷の一点においてである。三島がこだわる「日本人の心」と無縁な口舌の徒は、私からすれば、どうでもよい連中である。今の日本のサヨクが口にするヒューマニズム、反原発、平和主義とかが胡散臭く思えるのは、命を賭けるパトスが彼らにはないからだ。高橋和己流に解説するならば、「死の情熱としか命名しようのない、一つの混沌を」(『散華』)ともなわない政治運動は、あくまでも徒花であり、爆発的なエネルギーを持つことはできないのである。

 
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日本に向け発射された弾道ミサイルは断固撃ち落すべきだ!

2012年03月17日 | 安全保障

 いかなる国であろうとも、日本に向けてミサイルを発射してきたならば、それを撃ち落すべきであることは言を待たない。北朝鮮が戦域弾道ミサイルの実験を予定していると見られるが、ミサイル防衛システムを発令するかどうか検討に入るという民主党政権の寝言には、ほとほと付き合いきれない。相手が人工衛星の打ち上げだと強弁しても、それは明らかに方便であり、わが国に対する威嚇である。断固とした処置をとるのは当然だ。すでに自衛隊は6隻のイージス艦を保有している。日本にとっては虎の子であり、できるだけ日本本土より前進して、迎撃態勢をとるべきだろう。戦域弾道ミサイルの場合には、発射されてから4分から7分で日本本土に到達する。野田佳彦首相は、今からイージス艦の出動命令を発するとともに、自衛隊法にもとづく「破壊措置命令」を出す準備に入るべきだろう。さらに、米軍が飛ばしているはずの早期警戒機からの情報を共有することで、何度も迎撃可能な状態にすれば、それだけ撃ち落す確率が高くなる。このほか、首都圏防衛などのために、各所にパトリオットミサイルが配備されると思うが、サヨクによる妨害活動に対しては、機動隊を使ってでも、徹底的に排除すべきだ。それと関連して警戒すべきは、北朝鮮の工作員による破壊活動である。北朝鮮がテロを仕掛けてくることも想定しておく必要がある。平和惚けして、寝言をつぶやいている暇など、今の日本にはないのである。

 
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