今日あたりの東京新聞の記事を待つまでもなく、スピーディの予測データについては、福島県の災害対策本部にも送られていたことが判明している。そのことは福島県議会でも取り上げらたと思うが、福島県の地方紙が小さく扱った程度で、ほとんど表沙汰にはならなかった。全国紙がどこもまともに報道しなかったのは、民主党政権の嘘が明らかになってしまうからだろう。誰かがスピーディを隠蔽していたとすれば、それは犯罪であり、司法の場で裁かれるべきだ。まず確認すべきは、東京にある原子力安全技術センターは、それこそ不眠不休で、昨年の3月11日午後4時10分から文部省の指示を受け、毎時1ベクレルの放射性ヨウソが放出されたとの仮定で、試算を開始したのだった。それから1時間ごとに、文部科学省、経済産業省原子力安全・保安院にデータを送り続けた。それを菅直人元首相を始めとした、当時の閣僚が知らないわけがない。さらに今回、東京新聞が問題にしている福島県の場合も、3月12日深夜からは、1時間ごとの更新のデータが送られていたのだ。それを福島県レベルで、どうして揉み消しができるだろう。菅らは知らぬ存ぜぬで通すつもりらしい。サヨクもそれを真に受けたような議論しているが、福島県の担当者がいかに愚かであっても、勝手に消去しまくるなどというのは、100㌫考えられない。もしそうであれば、菅への報告を怠った者や、消しまくった者を裁くしかないが、追い詰められれば、彼らだって人の子であるから、本当のことを口にするはずだ。
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