いくらアメリカさんにおんぶに抱っこでも、あまりにも恥ずかしい。ピーター・ラボイ国務次官補は28日、米下院軍事委員会で証言し「北朝鮮が予定している長距離弾道ミサイルが発射されれば、破片が落下し、日本に人的被害が出る恐れがある」との懸念を示した。安全保障に関する重要な情報で、アメリカさんに日本が先を越されるというのは、実に情けない話である。それを真っ先に発表するのは、本来は自衛隊であるべきだ。しかし、今の民主党政権は、北朝鮮に気兼ねをしている。できるだけことを荒立てたくはないのだろう。菅直人前首相あたりが、在日から政治献金をもらっていては、正面切って批判もできるはずがない。軍事力を誇示するためには、どこに向かうか見当がつかない長距離弾道ミサイルを、北朝鮮は平気でぶっ放すのだから、周辺の国々が焦るのは、無理もない。自分たちが手を出さなければ、絶対に攻められない、と信じている非武装中立論者が、まだまだ日本にはいるが、よくよく考えてみると、まず中立と非武装が結びつくのが難しい。中立であるためには、一方に偏するわけにいかないし、一方の交戦国が日本の領土を軍事的に利用しようとする場合には、それを実力で排除しなければ、中立は保てないのである。今回は沖縄の方角だともいわれる。イージス艦などからのミサイルで、自衛隊は迎撃することになっているが、どの付近に落下するかについても、迅速に情報を伝えるべきだろう。問題は、国民の命と財産を守る気が、民主党政権にあるかどうかだ。
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