草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

正体見えたりの菅前首相擁護のサヨクブログを嗤う!

2012年03月16日 | 災害

 菅直人前首相が原発事故で、とんでもない失態を演じたことは、日本国民の多くが知っているが、それは濡れ衣だとかばっているのがサヨクである。菅がいたおかげて、この程度ですんだのだそうだ。福島第一原発の現地に出かけたり、東京電力本社に乗り込んで喚き散らしたことは、国民を救うために快挙であったというのだ。嗤ってしまうのは、国民の多くが、どうして菅のことを糞味噌に言うのだろう、と首をかしげるのである。海水を注入するのにいちゃもんをつけたり、足ばかり引っ張っていた菅や官邸を、評価するのだから、理解に苦しむ。菅のやったことを追及されれば、困るのは民主党政権であり、サヨクなのである。だから必死なのだろうが、これから真実が次々と明らかになれば、どう弁解するか今から楽しみだ。また、サヨクはすぐに福島の子供たちのことを口にするが、現在も放置し続けているのは民主党政権で、早い段階で「大丈夫」とマスコミを使って宣伝したのは、菅ではなかったか。あまりにも酷いことをしたために、原発事故関連の政府機関の議事録すら隠蔽している。情報をコントロールして、自分たちを有利にするのが権力者の常套手段とはいえ、常軌を逸している。サヨクだというので、マスコミすらも手なずけており、本来であれば、徹底して糾弾されなければならない菅を、こともあろうに英雄視する。それがサヨクのサヨクたる所以なのである。

  
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土俗と大衆にこだわり続けた吉本隆明の死を悼む!

2012年03月16日 | 思想家

 たった今パソコンを開いて吉本さんの死を知った。私にとってかけがえのない思想的巨人であり、乗り越えるべき対象であった。吉本さんの『自立の思想的拠点』を読んだことがきっかけで、私は保守民族派となったのである。「わが国では、思想の尖端をゆく言葉は短命で移ろいやすい。それを補償するように、なかなか死滅しない土俗的な言葉が地中にひそんでいる」との一言で、目から鱗が落ちたのである。大衆を無視したインテリサヨクに対して「私は進歩的なものの暗黒面を描くことが好きである。なぜならば、進歩的なものすべての幻想形態は、一定の条件のもとで、ただ露骨な権力の抑圧としか作用しないからだ」と痛烈に批判したのも、私にとっては新鮮であった。さらに、私の友人であった故川上春雄氏が、会津若松市花見ヶ丘に試行出版部を立ち上げ、吉本さんの同伴者として活動していたので、川上氏からは吉本さんのプライベートな話も聞いていた。米沢高専時代の吉本さんの詩集「草莽」が世に出たのは、川上氏に負うところが大きい。書棚から『自立の思想的拠点』を取り出して見ると、奥付に書かれた発行日は、昭和41年11月10日となっている。会津若松市内の古書店で購入したのは、確か高校一年生の頃だったと思う。めくるめくような文体の影響から抜け出すのに苦労したが、吉本さんを抜きにしては、現在の私がありえないことも、また事実なのである。

 
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