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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

商売で言論活動をするのが評論家でありマスコミだ!

2015年03月28日 | マスコミ評

政治を評論するのを商売にすれば、媚を売るのはあたりまえだ。それは右であれ、左であれ一緒である。根本的な理念の問題ではなく、人が知らないことを口にしたり、見方を変えたりして斬新さを競うのである。とくに、ポストモダンともなれば、なおさら際立つことになった。マックス・ウェーバーも『職業としての政治』でそのことを問題視した。もともとは「無法者」呼ばわりされていた者たちが、ひときわスターとなったのは、つい最近の出来事なのである。マスコミが大きな力を持つことで、登場する機会が増えて、商売として成立するようになったからだ。政治も経済も専門的な知識がなければ、理解できないのが今の時代である。床屋政談よろしく説明されれば、ついつい納得してしまうのである。かえって私たちは、話す内容よりも、話し方とか雰囲気とかを重視すべきではないだろうか。信じてもいないことを口にする人間は、どこかいい加減さがある。とことん攻撃的な人間は、一方で自信がないのが普通である。その点では女性の直感というのは、結構的を射ているのではないだろうか。古賀茂明という元官僚が、テレビで吠えまくっている。安倍首相を痛烈に批判している。自分の能力を鼻にかけて、言論人になれると勘違いした男が、立場がなくなって大騒ぎをしているのである。みっともないことこの上ない。評論家やジャーナリストのほとんどは、その程度なのである。衆愚政治になるかどうかは、国民がどこまで冷静かにかかっている。政治家は感情に押し流されてはならないが、それと同じことは私たちにも言える。ここ四半世紀の「政治改革」や「構造改革」を持ちあげた評論家やマスコミの扇動的な言論のおかげで、日本の政治が大混乱したことを肝に銘じるべきだろう。

 

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