草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

抗日戦勝利の軍事パレードは中共の日本への恫喝だ!

2015年09月03日 | 安全保障

中共は軍事力によって日本を屈服させようとしているのである。抗日戦勝利70周年の軍事パレードを、日本のマスコミは何と擁護するつもりだろう。兵力を30万人削減するというのも詭弁でしかない。陸軍が必要なくなっているだけであり、その予算を最新式の武器の購入にあてるつもりなのである。お花畑の9条擁護の人たちは、北京にまで出かけて行って、戦車の前に立ちふさがればよかったのだ。憲法があれば絶対というのであれば、まずは行動で示すべきだ。シールズなる日本共産党がバックにいる学生団体も、ハンストをやると宣言して置きながら、ギブアップしてネットでは笑いの種になっている。それと比べるとチベットの僧侶たちは、実際に全身火だるまになって抗議をしている。中共がチベットの人たちの自由を認めず、力によって押さえつけているからである。それで亡くなった人の数は100人以上だといわれる。中共は自らの体制を維持するために、軍事力を行使せざるを得なくなってきている。大東亜戦争では、八路軍としてゲリラ戦で抵抗しただけであって、日本軍と正面から戦ったのは国民党軍であった。歴史を改ざんするのが得意な中共は、戦勝国の立場にこだわり、日本への対抗心をむき出しにしている。しかし、アメリカをはじめとする西側は、あくまでも覇権のための口実でしかないことを見抜いている。だからこそ、今回の記念式や軍事パレードをボイコットしたのである。安倍政権が立派だと思うのは、日本の国益を守るために、欧米を味方に付けたことである。

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60年安保騒動の縮小再生産で決め手欠く国会前デモを嗤う!

2015年09月03日 | 思想家

今国会や首相官邸を取り囲んでいるデモ隊は何に期待しているのだろうか。日本は議会制民主主義の国家であり、国会議員による多数決の原理で進められていくのである。間違ってもデモ隊の数で決まるのではない。60年安保騒動のときも同じようなことがあった。実際に17万人もの人間が国会を包囲した。江藤淳は反対派であったインテリの体たらくを「戦後知識人の破産」で鋭く暴いた。反対派は当時の岸信介首相に面会を求める行動を起こせば、阻止できると思っていた。政治的な行動として立ち上がったにもかかわらず、最終的には「相手の善意」に頼るしかなかったのである。江藤の主張は明確である。「手を汚さないで権力を手に入れることはできず、政治と道徳が背馳するという冷酷な真実をみとめることでもある。そして、あえていえば、『平和』といったようなものが、単に戦争の回避の連続という綱渡りを意味するにすぎず、絶対の静寂といったようなものではないことを勇敢に承認することでもある」と書いている。他者への幻想にもとづく安易な政治的行動は、運動自体を駄目にするとともに、厳しい国際環境のなかでは、倫理を振りかざし、「相手の善意」だけで局面が打開できるほど生易しくはないからだ。現実を直視しなかったために60年安保騒動は敗北した。その縮小再生産が今回の平和安全関連法案へ反対するデモなのである。

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