ようやく保守派ネット民の声が届いた。産経新聞のネット記事によると、政府は今日、武漢肺炎の感染を防ぐための処置として、入国拒否を韓国とイラン全域に滞在歴のある外国人に拡大するとともに、中国人の日本に入国する際に必要なビザの発注を停止することにした。中国全土からの入国も事実上認めないことを決めたのである▼夕方にも国家安全保障会議(NSC)の会合で確認するというのである。マスコミや特定野党のように、政府の足を引っ張っているときではない。何としてでも、国民の命を守らなければならない。国家としての危機対応が憲法に明記されていないことで、我が国は大きな試練に直面しているのである▼武漢肺炎との闘いはこれからが正念場である。私たちも協力をしなくてはならない。まずは医療崩壊を阻止しなくてはならない。もはや感染者の数が問題なのではなく、どれだけの命が救えるかなのである。高齢者や基礎疾患のある人たちの治療を最優先しなくてはならない。テレビなどでのデマについては、保守派ネット民が徹底的に批判しなくてはならない。国家安全費保障にとっても危機を乗り越えるためには、政府は勇気をもって決断すべきであり、私たちも協力を惜しむべきではないのである。
世界中で武漢肺炎の感染拡大にストップがかからないが、それでも日本の医療関係者の努力によって、今朝の時点での日本の感染者数は331人、死者6人、退院43人となっている。クルーザー船の感染者数を加えているマスコミが多いが、そこまでして日本を貶めたいという神経が理解できない▼世界に誇るべきは日本の医療の技術である。有効性が期待されている治療薬としては「アビガン」「レムデシビル」「カレトラ」がある。このうちの「アビガン」は日本の富士フイルムが製造元で、中共では一定の効果が確認されている。厚生省が備蓄専用で承認していた薬が、今回の危機で脚光を浴びているのだ▼NHKなどの報道によると、感染の有無を判断する検査に関しても、島津製作所が昨日、判定する時間を大幅に短縮したキットの開発に着手したことが明らかになった。これまで4時間から6時間かかっていたのが、約1時間に短縮。3月中にも製品化することにしており、最大10万検体分の生産が可能だといわれる▼武漢肺炎は若者を通して感染が広がることが明らかになってきている。小中高が休校となり、次々とイベントが中止になっているのは、それなりのエビデンスにもとづいているのである。今後の展開は神のみぞ知るだが、今もっとも大事なのは、危機感を持ちつつパニックにならないことなのである。日本の医療の技術とともに、私たちの国民性が問われているのである。