草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今すぐ政府は非常事態を宣言し一人でも多くの命を救うべきだ!

2020年03月23日 | 感染症

AFP通信によると、21日の時点で世界の9億人に行動制限がかかっている。しかし、そこまでしても、アメリカやヨーロッパでの爆発的な感染拡大は、もはや歯止めがきかなくなっているのだ▼ニューヨーク州では昨日の段階で医療が崩壊し、医師や看護師が悲鳴を上げている。武漢肺炎の患者を治療するのが精一杯で、がん患者が放置される最悪の事態となっている。アメリカがそうであるわけだから、それ以外の国々がどうなっているかは、押して知るべしである▼感染の広がりが緩やかで死者の数も少ないのは日本位なものだが、このまま終息するとは思えない。海外に旅行した人の感染が次々と見つかっており、日本が例外であることは許されず、持ちこたえるのは難しいからだ▼最悪の展開になる以前に政府は非常事態を宣言し、早めに対策を講じて置くべきだ。大規模なイベントの中止、地域を限定しての移動の禁止は、すぐに手を付けるべきである。さらに、ネットなどを通じて生活情報を流すといった、きめ細かい対応が求められている。未だに「モリカケ」で騒いでいる国会は一時的に機能を停止し、国を挙げて総力戦で臨むべきなのである。ここで手をこまねいていては、救う命も救えなくなってしまう。今日のアメリカやヨーロッパは明日の日本なのである。

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