我が国とのGSOMIAを韓国が昨日、一方的に破棄した。あらかじめ予想されていたことであり、驚くことではない。文在寅政権が2017年に誕生してから、韓国は日本やアメリカとの同盟関係を重視しなくなった。日本が貿易管理を強化したことを理由にしているが、それはあくまでも口実でしかない。文在寅は韓国と北朝鮮が一緒になって日本に対抗することを主張しており、タイミングを探っていただけなのである▼国家としての韓国を壊すことで、北朝鮮主導の朝鮮半島の統一を図るというのは、文在寅が思い描いていた夢である。そのためには手段を選ばないのである。すでに38度線の韓国軍の警備は緩められているのではないか。韓国で反政府運動が高まるような事態になれば、北朝鮮軍が侵入してくるはずだ。あっという間にソウルは陥落するだろう。韓国民が悲劇を味わうのはこれからである。言論は統制され、監視も強化されていくはずだ▼最終的に韓国が自由主義陣営にとどまれるかどうかは、韓国軍の動向にかかっている。クーデターをする力が残っているかどうかだ。退役軍人らは文在寅政権への批判を強めているが、今後どうなるかは不透明である。朝鮮半島が赤化すれば、我が国も安閑としてはいられない。我が国の平和と安全を守り抜くためには、すぐに憲法を改正して防衛力を強化し、抑止力を高めるしか選択肢はないのである。
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