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トランプ津波発生!

2025年02月21日 21時29分34秒 | ニュースネタ
 第二次トランプ政権が始まってから、世界は一変して不穏な状況になってきましたね。
未だ19世紀、20世紀、21世紀を通して対外戦争で負けたことがなく、国内で起こった戦争は「独立戦争」と「南北戦争(内戦)」だけである
独立戦争はアメリカの戦争というより、イギリス王国領アメリカでの戦いであり、紛争地域も主に東海岸地域で限定的である
南北戦争はかなりの範囲で行われたが、外国からの侵略戦争ではない
ゆえに悪意ある他国に国土を蹂躙されたことは一度もない。

アメリカ以外の大国及びかっての大国で外国軍隊に国土を攻撃されなかった国はない、イギリスはドイツからロンドン空爆を受けたが、陸軍の上陸は許していない
日本も本土と九州、四国、北海道への上陸は受けなかったが、沖縄は悲惨な地上戦が行われた
しかし空爆によっておもな都市は壊滅的な被害を受けて、国土の多くが焼け野原となった
中国、ソ連、ドイツ、フランスも国土を蹂躙されて多くの国民の死者を出している。

一度も攻撃を受けていないアメリカは日本に原子爆弾を2発落とした
その後も世界の警察を自認して
朝鮮半島、ベトナム、アフガン、イラクなど世界の紛争地域に兵力を送って戦いを続けた
20世紀はまさにアメリカは世界のリーダーであり、その富も他国の追従を許さなかった。

しかし21世紀に入って中国の追い上げはすさまじい、かってはアメリカに次ぐ経済大国になった日本はすでに30年にわたる経済ロスで世界の中で一等国の地位を滑り落ちかけている
かわりに世界の人口の20%を占める中国が一党独裁国家の強みを発揮して、世界第二位の経済大国になり、近い将来に軍事、経済でアメリカに肩を並べるという
経済成長の伸び率が中国に劣るアメリカに焦りが見えてきた、今までのような余裕が見えない
トランプ大統領になって急速にロシアのプーチンに近寄ったのは、焦りの表れか? かっては仮想敵国であったロシアへの対応は親しげになり
その逆に隣接するカナダとメキシコには厳しい対応を電光石火のごとくとった
カナダ首相には「カナダはアメリカの州になるべき」といい、メキシコとともに高い関税をかけると脅した
それからデンマークにはデンマーク領のグリーンランドを譲るように言って、拒めば軍隊派遣をちらつかせた
同盟国の重大拠点のEUにも喧嘩を売ったような発言が相次ぎ、日本にも関税引き上げをちらつかせてきた
中東イスラエル、アラブでもパレスチナの人々を追い出して、アメリカがその地を支配するとも言った
ロシアにラブコールを送る一方で、ウクライナには脅しともいえるような不安を煽り立てている
トランプ大統領は北朝鮮のキム首領にも友人のようなジャスチャーを送ったが、キムは無視している。

中世、スペインとポルトガルは大国であったが、両者が話し合って世界を東西二分統治を決めたことがある
アメリカがロシアに近づくのは、両国で世界を二分するつもりなのか?
いや、中世とは時代が違う、トランプ大統領の思いもかけぬ次々の提案(命令)をウクライナ、中国、EU、中東はしもべのように無条件に受け入れるとは思えない
トランプ大統領が「ごめん、冗談冗談」と言えば世界は安心するだろうが言いそうもない
本気で言っているのか、脅しで言っているのか、気まぐれなのかわからないが、世界は振り回されている
ただアメリカ国民の半数、共和党支持者には絶大な支持を受けている
トランプ大統領の発言は、アメリカ国民の半数の意見でもあるから自滅を待っても実現はしそうもない。
アメリカ国民の半分にとっては、トランプは偉大な強い大統領なのである
プーチンもキムも習近平もみな、表面上は国民から圧倒的に支持されている強い国家指導者である
日本は平和国家で、安心、安全の国と言われれる、日本人のやさしさ、親切、礼儀正しいさも世界から称賛されているらしい
だが、それは「お人よし」でもある、「いい人は」「扱いやすいいい人」でもある
厳しい世の中を生き抜くには、人の裏をかくような狡猾さも必要だ
なんでもイエスマンの日本はトランプ大統領が起こした大津波を乗り切ることができるのか?
政権与党に津波を乗り越える狡猾なかじ取りはいるのか???
その点では良し悪しは別に、したたかで、育ちも良い安倍晋三は今更ながら、トランプ津波を乗り切る上手なサーファーだったと思うのである。


TSUNAMI / サザンオールスターズ



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3 コメント

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トランプ津波 (ごんた」)
2025-02-22 13:03:33
興味あるテーマです。トランプも90歳。老害。困ったものです。
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Unknown (yottin)
2025-02-22 13:27:34
>ごんたさまへ
>トランプの本心はどこにあるのでしょうかね?
今の所、ロシアを喜ばせて、西側陣営を攻撃しているように見えますが
喜ばせてから、どんでん返しということもあるかも
何らかのアメリカ利益誘導がなければ、ここまでロシアを喜ばせないでしょう
さて、この先、どんな大蛇が出てくるのか興味津々です。
返信する
トランプ津波 訂正。 (ごんた。)
2025-02-22 13:39:41
トランプ大統領の年齢 訂正。
もうすぐ79歳。
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