GWに富山市岩瀬浜へ2日連続で行った、いつもは海岸へ出て海を見ているが
この日は川を渡って町中を散策した
岩瀬浜の魅力は砂浜より、この古い町並みの方にあって、ここは江戸時代から明治くらいに北前船の廻船問屋が並び、大いに財を成した豊かな町なのだ
その時を証明する「森家」「馬場家」の廻船問屋が公開されている
特に馬場家の部屋数の多さは当時の武家屋敷であっても、家老級か、それ以上の規模である
家具や食器、調度品から木材、欄間などすべてが高級なもので私のような無粋者には語り切れない造りとなっている
GWはなかなかの人出で、食堂にしても待ち時間が多すぎてお茶一杯飲むにも大変だ
歩きながら感じたのは、若い娘さんカップル(というのだろうか?)が多いと言うことだ
昔のように彼と彼女が手をつないで歩いているなんて姿は、あまり見かけない
娘さん二人、三人というのがたいがいで、男同士だとグループが多い
これはいったいどうしたことだ?と思ったわけである
なるほど少子化問題は早くもここに垣間見えている
なぜ彼と彼女のデートの場にならないのか? 女子高校生の親に聞いてみると「女子が必要とする男子が少ない」「存在感ある男子が少ない」らしい
逆に女子は「元気で積極性があり」「草食系男子には目もくれず」「女子同士で活発に遊びに出かける」という傾向があると言う
「はっきりしない男子より、気が合う女子同士で遊ぶ方が楽しい」ようだ
動物本能丸出しの「肉食系男子」の比率が大幅に減って、頼もしいリードしてくれる男子が少ない、だから少数派肉食系男子はライオンやオットセイのように女子を独り占めするモテ男となる。
こうした傾向と少子化は別問題だが、関連性はある
見ていると女の子同士のカップルは本当に楽しそうだ
美味しいものを楽しみながら笑顔で会話しているし観光名所では自撮り棒で二人一緒に写真を撮って「きゃっきゃ」言っている
どうしてこんな時代になったのだろうか、昭和の男にはわからない。