お正月の恒例スポーツ番組といえば「箱根駅伝」。今回は初もの尽くしが目立った大会だったように思う。この “初もの” は筆者が視聴して感じたこと、筆者自身についてなので全く公式の情報ではない。要は箱根駅伝の感想のようなものである。
まず、2日間腰を据えTVにかじりついて視聴した。過去にはない楽しみ方だった。これも初ものといえば、そうである。理由はいくつかあるが、ようは暇だったからである。
この箱根駅伝に興味を持ち始めてまだ数年前しか経たない。それ以前は関東の大学のみ(主催/関東学連)の大会だったので関西人の筆者はそっぽを向いていた。
それが、今ではこれほどおもしろいスポーツ番組はないと思っているくらいだ。そのわけを記す記事ではないので詳しいことはまたの機会に。ただ、簡単にいうなら同郷の原普青山学院大学監督と、中継する日本テレビのお陰である。
今回の記事は、腰を据えて視聴した中から「初もの」を拾って掲載していく予定だ。初ものはあくまでも筆者の個人的見解によるもので正確性に欠けることもあるかもしれない。それを踏まえ読んでいただければ幸いである。
大手スポーツ用品メーカーの同業2社がひとつの番組内でCM
数年前から長距離走ではカラフルな厚底シューズが話題になり選手のほとんどが履いていた。出始めたころはナイキ社のシューズが独占していた。集団で走っているときの足元が跳ねるフラミンゴのようなように見えた。今回の箱根駅伝を観る限りではナイキ社のシューズが消え、国産のアシックスとミズノのシューズが目立った。表舞台を支える企業間の戦いもし烈を極めているように思う。
シューズはランナーにとっては走行を支える大切な武器のひとつといっても過言ではない。それを提供する企業にとってもつねに最高のものを開発し、提供し試される場がこのような大掛かりなスポーツイベントである。
その2社のシューズCMが番組内で流れていた。筆者が知る限りでは、同業企業2社が同じTV番組の提供スポンサーに連ねるのは見たことがない。むかしからライバル企業としてしのぎを削ってきた企業が同じ番組のスポンサーになるのは異例中の異例である。時代が変わったのか、番組の内容や状況でそうせざるを得なかったのかわからないが、まずは最初の驚きだった。
初もの感想をすべて書こうと思ったが、ひとつのみでこれだけのボリュームになったので、他の初ものは後日になってしまった。
文責/ 渡邉雄二
写真/ 日本テレビ「2025箱根駅伝」映像より転載
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