「TAKUMI CRAFT CONNECTION▶︎KYOTO by LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」というクラフトの祭典を見に行ってきた。
総合監修に小山薫堂氏、展示企画プロデューサーに建築家の隈研吾氏、展示構成に錚々たるアーティストが名を連ね、情報発信力を強め盛り上げを狙った一大イベントの様相になっていた。
総合監修に小山薫堂氏、展示企画プロデューサーに建築家の隈研吾氏、展示構成に錚々たるアーティストが名を連ね、情報発信力を強め盛り上げを狙った一大イベントの様相になっていた。
京都新聞ビル地下1階の会場は、全国の若き匠たち150人の作品が一堂に並ぶ"JAPAN connection"。そして平安神宮 額殿では5人のトップクリエイターと若き匠のコラボ展、そして京都の文化創造の担い手と5人の若き匠のコラボが建仁寺両足院で週末の3日間3会場で開催された。
京都新聞ビルへ行き、印刷工場だった地下のどデカイ空間に全国からの匠150人の工芸品が並んでいた。この企画構成には驚かされた。入口でペンライトを渡され薄暗い足元を照らす役割意外に作品を鑑賞するためのものと理解した。
照明といえば、展示台の中にライトがあるのみ。上からのスポットもない。この不思議な演出には見る側、作品を手がけた匠にとって戸惑いは隠せなかったものの新しい試みに圧倒された。
匠はほとんど30、40代のみなさんで、地域の伝統産業をクリエイターとしての感性や技で作品をつくり全国に発信している。
その中で手作りランドセルはキット販売になっている。購入者が最後に手縫いしてプレゼントするというものだった。また草履下駄などは興味を惹く作品もあった。