ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

2024年、ありがとうございました

2024-12-31 13:59:32 | 雑感

アッという間に「大晦日」。

今年の元旦に乗った鈍行列車も年々スピードが増しているようです。

 

この一年、実らなかった種も多い。

しかしながら、わずかながら蕾を咲かせたのもあります。

 

今年も多くの方たちのご支援があって過ごせた一年でした。

すべてのことに、ありがとう! の感謝です。

 

明日は2025年、乙巳(きのと・み)年の元日。

よき年になりますよう 心より祈念いたします。

 

来年もよろしくお願い申し上げます。

 

合掌

渡邉雄二拝

 

 

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百花の王「牡丹」、妙心の世界を魅せる

2024-12-30 13:03:25 | 雑感

“百花の王”と称され日本でも親しまれている「牡丹」。

艶やかな花姿は1輪あるだけで気品と風格を漂わせる。

 

その牡丹を一昨日、阪急うめだ本店のウィンドーの正月飾りでみた。

この時期に咲くのだから二季咲きの寒牡丹か冬牡丹なのだろう。

光に照らされピンクの花びらが輝いていた。

 

牡丹の異名「富貴」のごとく咲き誇っている。

観ればみるほど、心も穏やかになる妙心の世界を魅せてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

写真/ 渡邉雄二

牡丹/ 阪急うめだ本店ウィンドーお正月飾りより

製作/ 生け花嵯峨御流

 

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京都の年の瀬風情

2024-12-29 12:59:04 | 雑感

来年2月、ヨーロッパ各国の武道家の方たちが訪日する。日本での活動の一つとして平安神宮での武道演武奉納や抹茶体験、そして飲食店などの調整を兼ね、昨日京都へ行ってきた。

 

小雪が舞うなか岡崎を少し歩いてみた。海外からの観光客はピーク時に比べかなり減っていた。冬本番を迎えたというのに、紅葉が竹林に並んで秋の残像を輝かせていた。

 

岡崎から街中に移動し、いくつかピックアップしていた飲食店を視察に。その中で「SPRING VALLEY BREERY」というクラフトビールの店に立ち寄った。外国人の好みそうなシャレた店構えで筆者も気に入りあれやこれやの確認をさせてもらった。

 

錦通は、狭い通りに人のやま、観光客に加えこの時期はとくに地元の人たちで賑わいを見せていた。歩きながらでも町のたたずまいを写真におさめた。なかに、にぎやかにシャレた正月飾りをウィンドー内に飾っていた店があった。この店は町家を改造した京都らしいオシャレな美容室だった。

 

むかしほど年末の慌ただしさはなくなったように思うが、京都の街はやはり独特の年末風情を醸し出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

賑わいをみせる錦通

 

 

 

「SPRING VALLEY BREERY」というクラフトビールの店

 

 

 

京都らしくシャレた美容室のウインドーディスプレー

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

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賑わいをみせた「終い弘法」 弘法さんの心情的な商いが縁をつなげる

2024-12-25 16:02:16 | 雑感

久しぶりに東寺の「弘法さん」に行った。毎月21日が弘法大師の月命日である。

この日に露店が出て多くの人たちで賑わいをみせる。聞くと歴史は古く室町時代から弘法市は行われているという。

 

学生時代は毎月のように「天神さん」と「弘法さん」は月の恒例行事のように出向いていた。

今はわからないが、当時は天神さんが骨董市の趣が強かったように思う。天神さんとご縁があって露店のアルバイトをしていたこともある。

 

先日、東寺に行ったとき、2024年の「終い弘法」だったのでいちだんと人出が多かったようだ。値段が付いているものもあるが、値札がないものも実に多い。売主は大体の価値は把握しているだろうが、その場の状況や買い手の顔色を窺って金額を即興で伝える場面もよくあると聞く。

 

買い手が提示した金額に納得すれば、それで良し、の世界である。

外国人の親子と思われるお客さんが30センチ位の銅製の仏像を手に抱え、売主のおっちゃんを相手に金額の交渉していた。おっちゃんは4万3千円ほど提示していた。それは年代物だから、という理由を片言の英語で伝えていた。そこで、外国人の女性が渋い顔でおっちゃんに “ベリーベリー イクスペンシブ” と強い口調で迫っていた。

 

こんなやり取りの光景が楽しめるのも弘法さんならではである。

結局、外国人の女性は笑顔でお金を支払っていた。後ほど、その女性に声をかけてみた。

「How much did you get it ?」

「2万円!!」

親指を立てて祝福した。

笑顔で親指を立てて返事してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

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香煙に霞む薬師如来像 終い弘法で賑わう東寺

2024-12-23 14:09:39 | 雑感

終い弘法(しまいこうぼう)は

さすがに人出が凄かった。

年内最後の縁日ということもあり、

お参りがてら弘法市はごったがえしていた。

 

南大門から入り

正面の金堂にお祀りされている

本尊薬師如来様に手を合わせ

インフル、コロナなどの感染症に

かかりませんようにお願いした。

 

薬師様は香煙で霞んでいたが、目を見ながら手を合わせた。

 

 

 

東寺本尊「薬師如来坐像」

 

 

 

香煙を浴びる

 

 

 

人出でにぎわう南大門付近

 

 

 

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