ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

自由に表現できる楽しさはひとしお

2021-11-08 15:06:53 | 文化想造塾「曼荼羅」

 

先週末の仏画曼荼羅アートの泉佐野教室では、

前回の課題が和紙(A3)を横に「日天」と「月天」を両側の端に描き、

中央のスペースはそれぞれの想いや心情を現す何かを表現するというものだった。

日天・月天の仏画は、色彩の濃淡はそれぞれ異なるものの素晴らしい仕上がりだった。

しかしながら、見ての通り(写真)お一人は円相を描き、白隠禅師の言葉を賛に、自身の想い表現されていた。

それ以外の方たちは空白のままだった。

 

 

 

確かに、自由に表現するように、といわれても難しい。

それでも皆さんがいろんなことを想像し頭に描いたものを表現できたらいいな~、と思っている。

少しずつではあるが理解していただけるようになってきた。私も嬉しいが、

描いているご本人たちが想像するおもしろさや楽しさを実感し、

それを表現できるようになったら、さらに一段階上がる。

 

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伊藤若冲作の「釈迦如来坐像」を模写、驚きの出来映え 【仏画曼荼羅アート】

2021-10-27 14:21:05 | 文化想造塾「曼荼羅」

先週末、仏画曼荼羅アートの神戸教室では、李白の白鷺鷥の漢詩と地蔵菩薩を合わせた課題がスタートした。

まだ慣れない墨で描く菩薩に躊躇しながらも筆はスムーズに動いていた。

 

いつもどおりスタート前は般若心経の読誦と呼吸法を行う。そして前月の課題を皆さんが披ろうする。

どんな作品が仕上がっているのか、毎回、私も楽しみにしている。

 

 

前月の課題が、伊藤若冲が描いた国宝指定の「釈迦三尊像の“釈迦如来坐像”」。

これを模写することが課題だった。細密な仏画を模写することで技術向上につながればと思っていた。

しかしながら法衣の柄や模様が消え分かりにくくになっているところも多いので、

そこは独自で創作するようにと指示をしていた。

 

広げて見せていただいたのが、これ(写真)。一人の方は、釈迦像の上に「慈恵」という文字を入れていた。

共に驚きの出来映え。大変だったと想像はつくが、喋る口調は実に楽しそう。

模写ではあるが、りっぱな作品である。作品づくりを楽しんでいるのが何よりも嬉しい。

次月もまた、菩薩と李白の詩がどう絡み合っているのかが楽しみだ。

 

上記2点は、神戸教室の生徒さん作

 

伊藤若冲作の国宝

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心をうつす窓に、それぞれ想いを表現

2021-10-21 11:13:25 | 文化想造塾「曼荼羅」

一昨日は、仏画曼荼羅アートの佛日寺教室だった。

前回の課題が円相図。禅における書画のひとつで、丸(円形)を一筆で描いたもの。

臨済宗では円相は悟りや真理、また宇宙などを円形で象徴的に表現したものとされている。

また、円窓と書いて「己の心をうつす窓」という意味でも用いられることもあるようだ。

 

 

各教室でも円相図を書く練習をし、その円相図に、それぞれの想い表現する課題に取り組んでいる

。一作日、一人の方がその課題を仕上げ持参された。

一つは円相図に仏様を、もう二つは円相と般若心経を合わせたものを制作。

その中の一つが墨の中に心経を一文字ずつうつし込んだもの、それと円相図の内外に心経を書いた作品の三部作である。

 

円相という己をうつす窓に心経や心仏をあわせることで想いが強く広く表現される。

心の窓に、自分の想いや理想、夢を表現していくのも楽しいかもしれない。

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二 作品/ 佛日寺教室の生徒さん

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仏画制作の前の「呼吸法」 

2021-10-03 11:23:39 | 文化想造塾「曼荼羅」

心と体のバランスをとるのに欠かせない調整法の一つに「呼吸法」がある。

呼吸は日ごろ意識をすることはほとんどない。意識して呼吸する習慣を身につけることで、

心と体のより良い変化を感じるようになる。

日ごろ意識していない呼吸は比較的に浅いが、波長の長い大きい呼吸、

つまり深い呼吸をすることで心のリラックス、体の温もりを感じ相互のバランスが保たれるようになる。

その呼吸法と、そして通常の呼吸で瞑想を仏画制作の前に約10分間程度、

集中力をより促進させ持続力を高めるために行っている。

 

やり方としては、鼻から外気をゆっくり吸い込み、一秒程度息を止め、口からゆっくり吐き出す。

これを繰り返し行う。無理のない自分の呼吸のペースで行うことが大切である。

参加している皆さんと一緒に楽しんでいる。

 

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筆の特質を生かし、さらに細密に 「仏画曼荼羅アート」

2021-10-01 10:55:08 | 文化想造塾「曼荼羅」

 

前回の仏画曼荼羅アートの神戸教室に、

前回の課題作品を持参された。

想像以上の出来映えにびっくり。

着色を色鉛筆から顔彩に変えてからさらに細密になっている。

筆の特質を生かし明暗が表現されている。

次の作品が楽しみ!

 

In the previous Kobe classroom of Buddhist painting mandala art, the students brought their previous work.

I was surprised at the workmanship beyond my imagination.

It has become even more detailed since the coloring was changed from colored pencils to facial colors.

Brightness and darkness are expressed by making the best use of the characteristics of the brush.

I'm looking forward to the next work!

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二 製作/ 仏画曼荼羅アート神戸教室の生徒さん

 

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