一昨日はコミスタ神戸(神戸市生涯学習センター)で仏画曼荼羅アートの体験会が開催された。2回目の体験会ではあるがキャンセル待ちがでるほど多くの参加者が集まった。1回目もほぼ満席だった思うが、いずれにしても興味をもっていただけるのは誠に嬉しいかぎり。
体験会ではいつも「干支本尊御札」をという御守りを制作している。干支にはそれぞれ本尊があり、それぞれの干支の本尊の仏画を写し周りに般若心経を書き名前を最後に添え落款を押す。そしてその本尊の梵字を仏画の上に描き三つ折りにする。別の色和紙の中におさめ、自分で作る自分のための守護札づくりとして楽しむ。
毎回、気をもむことが一つある。「子年」の方の本尊が「千手観音菩薩」である。お分かりのように体の両サイドに多くの手があり、透かし写すにしても初チャレンジの方には気が遠くなるような現実を突きつけてしまう。
今回も数名おられた。仏画曼荼羅をはじめたころは、千手観音菩薩の替わりに大日如来の代替画を提案していたのだが、いまは千手観音を描いていただいている。途中で、こっそり “ゆっくりで構いませんので頑張って!” の声をかけている。
1時間半の体験会では、説明30分、作業1時間であるが時間内には仕上げることは難しい。持ち帰って自宅で引き続いてほしいと希望している。中高齢者にとってはTV観賞や趣味以外、慣れない作業を30分以上集中するのは難しい。
でも、描いていくことによって段階的に形が見えてくると気持ちが変化する。言うは易し行うは難しではあるが、続けてみるとそれが喜びや楽しみになっていく。それを期待している。楽しい作業になっていただくと嬉しい。
リポート&写真/ 渡邉雄二
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