比叡山延暦寺の国宝殿で6月19日(日)まで「曼荼羅と修法(しゅほう)」という春季企画展が開催されている。是非とも観に行ってみたいと思っている。その企画展の解説図録が先日届いた。天台宗、天台密教、延暦寺や曼陀羅等々に関心のある方(初心者含む)には興味をそそる図録である。解りやすく解説されてあるので一部抜粋してお伝えできればと思い掲載した。
曼荼羅と修法の図録
ご存じ比叡山延暦寺は、「伝教大師 最澄」によって開宗された寺院であり、法華経の教理と実践を旨とする天台法門と共に、真言密教法門も重んじられ学び修められてきました。
密教とは釈尊や如来が説いた顕かな教え(顕教/けんぎょう)に対して、言葉に尽くせない秘密を有する深遠な教えのことで、さとりに至るまでの手立てとして、宇宙の真理や仏の世界を視覚的に表現した曼陀羅が用いられました。(図録の「はじめに」を一部抜粋)
仏画曼陀羅アート教室では、ちょうど曼陀羅の中の「胎蔵曼陀羅」をベースにした作品制作にチャレンジしている。そんな中で、私を含む教室に通っておられる皆さんの曼陀羅についての知識を共有するのに最適な教科書になると思っている。
胎蔵曼陀羅の解説
金剛界曼陀羅の解説
興味をお持ちの方は、ぜひ企画展に足をお運びください。また、図録だけでも、という方は直接延暦寺までご注文ください。送料込み600円。
予約先/ 比叡山延暦寺 (用度課) 077-578-0001 (代) 『「曼陀羅と修法」の図録』と伝えてください。
リポート&写真/ 渡邉雄二 図録/ 比叡山延暦寺制作
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