“ダ〜ルマさん ダ〜ルマさん 睨めっこしましょー うっぷっぷ ! 笑うと負けよ”
子どもころにこう言いながら遊んだことを思い出す。
そのダルマさん(お坊さん)の画が家にあり、たまに床の間に掛けてあった。
初めて見たときは、"コワ~" と思ったことを覚えている。
達磨さんは彫りが深く目に特徴がある。インド人だから顔も髭も濃い。
お釈迦さまの弟子の一人で、中国禅宗の開祖といわれているお坊さんだから
日本の禅寺系の寺院にいくと達磨図をよく見かける。
そんな怖い顔でも描いた人によって表情がさまざま。慈悲に溢れた顔と思えば、そう見える。
深く修行を積んだ方だから凛々しくも見える。
厳しい顔の中に微笑がうかがえる。その違いを見るのが楽しい。
なぜか、見ていても飽きないのが、また不思議である。
写真 / 渡邉雄二 一部の写真/ ネットの達磨画像を転用
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