夏の風物詩の中でも「蓮」は神聖なものとして捉えられているのは周知のことである。泥の中にありながら清く美しく咲く花としてもインスタ映えする。
ハスの花の寿命は4日間ほどと言われている。水面から花弁が顔を出したときは「とっくり型」、2日目になると「おわん型」に。3日目になると「おさら型」に開く。そして色あせた花弁は一片、二片とひとひらづつ散り始める。
花弁は一片もなくなり、花托(かたく)だけが残る。やがて、成長した花托は緑色になり、茶褐色の果托(かたく)に成長、蜂の巣状の穴の中にある実も熟し黒色に変色する。
成熟したハスの実は蓮池に落ち、池の底で根茎(こんけい・蓮根)となり、また翌年の夏を楽しませてくれる。
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