京都府京都文化博物館は京都府、文化博物館所蔵のコレクションや京都ならではの美術品の、ユニークな企画展等が開催され多く来場者を集めている。
先日、近くまで行ったので、いま開催中の池大雅展を観に行った。そのチケットで、ラッキーなことに「銀幕が汗をかく-映画で感じる夏」と題しフィルムシアタープログラムの一つ、1949年の黒澤映画「野良犬」を観ることができた。
シアターに入ると60代以上の映画好きそうなおっさんたちで満杯になっていた。もちろんモノクロ作品、上映時間は2時間を超える。この時代の映画で2時間を超えるものは珍しい。いくつかのシーンでは長い時間を割き、いろんなカットを組み合わせよりリアル感をつくり出していた。さすが黒澤明、と思わせる。
久しぶりに黒澤映画を観た。京都府が所蔵するフィルムを文化博物館で紹介している。京都ならではの文化遺産として残し紹介してほしいと思う。
今月末までいろんなフィルムが上映される。
石原裕次郎がちょい役の不良者と出演している「太陽の季節」や「狂った果実」「張込み」「喜劇 駅前旅館」などが上映される。
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