御寺泉涌寺の境内にある即成院(そくじょういん)の「阿弥陀如来と二十五仏菩薩像」のことを知り、先日、実際にこの目で拝顔したいと出かけた。
阿弥陀如来が二十五菩薩を従え極楽より現世に来迎される姿を表した仏像が本堂に安置されていた。以前にも紹介したが、本堂内陣は、この世の中で極楽を感じられる場所『現世極楽浄土』と呼ばれる特別な雰囲気を醸し出していた。
菩薩像の多くは手に楽器をもち “仏さまのオーケストラ” とも呼ばれ、仏画でもその姿が描かれている。阿弥陀如来像を中心に菩薩が音楽を奏でながら天上から雲に乗りこの世に来迎する姿は壮大な世界を想像させてくれる。
即成院では毎年、10月の第3日曜日に法要が執り行われる。今年は20日(日)13時より行われ、極楽浄土に見立てた本堂と現世に見立てた地蔵堂との間に橋がかけられ、菩薩の教えやその功徳を称えた仏教歌謡の来迎和讃が境内に響くなか、大人や子どもたちが二十五の菩薩に扮し橋の上をゆっくりと練り歩く。その姿は、阿弥陀如来の来迎によって極楽浄土へと導かれる様子を表しているという。
寺院では、本尊を含む仏様や寺宝の歴史や軌跡などが積み重なり貴重なストーリー(文化財)として今に伝承されている。それを想像し楽しみたいものである。
以上が、阿弥陀如来坐像と二十五仏菩薩(重要文化財)
極楽浄土に見立てた本堂と現世に見立てた地蔵堂までを練り歩く(法要)
文/ 渡邉雄二
写真/ 渡邉雄二・ネットフリー画像
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