ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

一隅を照らす「不滅の法灯」がいまも。

2019-11-20 13:33:57 | 文化想造塾「道釈画」
比叡山延暦寺が創建され千二百年。その長いなが〜い間、本尊薬師如来像の「法灯」が絶えることなく灯り続けている。
この間、一度も消えたことのない灯りで「不滅の法灯」と呼ばれている。
この灯りが、最澄の教え"一隅を照らす"言葉の起源として現代に伝え継がれているのは衆知のとおり。
自分自身がその場所や立場でベストを尽くし輝く、ということのようである。
ご案内いただいた僧侶の説明によると、毎日幾度となく法灯の近くにいる僧侶が法灯の油、なたね油をチェックするという。
過去から伝え継がれている技術などと同様に、未来へ灯るかけがえのない「道導」なってほしいと願う。
写真は延暦寺関連のネット画像を転載



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国宝 根本中堂の大改修で見えたもの

2019-11-18 11:35:35 | 文化想造塾「道釈画」
令和の大改修まっただ中の比叡山延暦寺の国宝「根本中堂」。この大改修で、
日頃見れない、入れない、感じられないものを体感することができた。
根本中堂は鉄骨で覆われ国宝寺院とは思えない姿になっている。
その鉄骨をくぐるが如くいろんなものが目に入ってくるのである。
 それは屋根の構造、とち葺きや屋根瓦棒銅板葺き替えなどなど。
そして回廊の外部壁のちゃん塗り、丹塗り、漆塗りなどの塗り替えによって見えてくる長年の劣化状況など。

その中でも何よりも感銘を受けたのが、本堂内部で何人もの僧侶が参拝者に延暦寺の歴史、
概要等々を丁寧に説明されていたこと。
これが天台宗に伝え継がれている「照千一隅」。"一隅を照らす"教えなのだろう、と。

僧侶からの説明に、僧侶自身も驚いたというのが根本中堂の本堂に入る扉が開いたこと。
通常はこの扉をくぐのは座主だけの通路を僧侶たち、参拝者が往き来している姿(写真にある扉)にびっくり。
これも大改修のご縁によるものだと力説されていた。
 全景の写真はHPより転載








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舎利子の肖像画にびっくり

2019-11-17 17:39:27 | 文化想造塾「道釈画」

延暦寺の大講堂の中に数多くの尊者の肖像画が掛けられてあった。その中でひときわ目に映ったのが、他の尊者とはかなり違和感のある「舎利弗尊者(シャーリープトラそんじゃ)」。般若心経等の経典に名がよく登場する「舎利子」である。釈尊の十大弟子のひとりで、釈尊が厚く信頼していた弟子だったと記載されている。

 ここに並ぶ肖像画の尊者は比叡山で学んだ、それぞれの宗派を創建した尊者の中でも舎利子の存在感がきわだっていた。当然、インド人だから顔の彫りの深さや法衣が違って当たり前であるが、こういう肖像画が掲げられているのも延暦寺ならではなのかもしれない。


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雨露にぬれる紅葉が輝く

2019-11-15 11:16:41 | 文化想造塾「道釈画」
[比叡山延暦寺IV]
延暦寺の秋は紅に染まり美しい。
雨露に濡れた葉が雨後の陽射しに輝いていた。






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神仏尊崇の地、比叡山延暦寺。

2019-11-13 13:49:32 | 文化想造塾「神社仏閣」
[比叡山延暦寺III]
厳かな空気を感じる風景に出会えるのは数々あるが、
ここ比叡山延暦寺の空気はまた違うような気がした。
山の奥深く人の気配を感じさせないこの地で、
千年のときを経てもいっさい変わらない神仏への尊崇の営みがある。
その息遣いさえ聞こえてこない。




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