ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

陽がさす

2019-11-12 21:21:22 | 文化想造塾「道釈画」
[比叡山延暦寺II]
 釈迦堂への石段。陽が降りそそぐ。




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比叡山からの風景

2019-11-11 22:05:33 | 文化想造塾「道釈画」
比叡山から臨む。
雷雨のあとに霞む琵琶湖風景。
 [比叡山延暦寺I]




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洋画家の伊藤弘之先生が、西宮市の「市民文化賞」を受賞

2019-11-05 14:07:09 | 文化想造塾「道釈画」
一昨日の文化の日に「西宮市民文化賞」の贈呈式が行われた。今年は1個人、2団体が受賞。
 今年、その個人として受賞されたのが洋画家 独立美術協会の伊藤弘之先生である。長年、西宮市の芸術文化に貢献され、また芸術分野で後進の指導などに尽力されたことの受賞。この市民文化賞は西宮市でもっとも権威ある賞である。

伊藤先生は馬をモチーフに描き続けている画家さんである。世界の大空を翔る馬やメリーゴーランドの回転木馬などで夢の世界を表現。近年は、地元西宮の歴史風景にスポットをあて精力的に画題テーマを広げておられる。その題材に西宮の桜や灯台を独自の世界観で描き多くのファンを魅了している。

いままでに描いてこられた作品のいくつかは社寺、学校、そして大型施設等に奉納、寄贈されている。この名誉ある賞をいただいた機に、今後も西宮に貢献でき多くの人たちに見ていただき喜んでいただくなら惜しみなく自作を贈らせていただく、と熱い思いを語っておられた。





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両手で叩くと音がする、では片手ではどんな音がする。白隠禅師の禅問答

2019-11-01 21:20:02 | 文化想造塾「道釈画」
先日、「白隠と仙厓展」を鑑賞したとき、白隠と仙厓のユーモラスで軽妙、かつ大胆な書画に改めて驚かされた。画自体はもちろんだが、禅の意味を画と賛で重層的に表現する禅画に。画には公案(禅問答)が示されていて、どこかにヒントが隠されているものの答えは見えない。それは、見た人に考えさせ、みずからの答えを導き出させるためのものある。
白隠の禅画に表されているのは、人としての本質を問うものばかりで、探れば探るほど奥深い。浅見識ではあるが、白隠慧鶴の禅僧としての神髄の一旦を楽しむことができた。

その禅問答を一画で紹介すると、江戸時代に画かれた「隻手布袋図」(写真)を観て、「両手を叩けば音がするが、隻手(せきしゅ/片手)ではどんな音がするか聞いて来い」という、白隠が考えた代表的な公案に基づく画。その心は、常識や当然にこだわり、それが正しいと凝り固まっていてはいけないという、まさに禅問答の典型のようなものである。

禅問答集を参照しながら、上記の禅問答を少し紐解くと、我々は「物」をみるのは「眼」で、「音」を聞くのは「耳」でと思い込んでいる。この思い込みが「妄想」だという。この常識や分別を外せば、片手でも音は聞こえるという。
般若心経にあるように、不生不滅。不垢不浄。不増不滅。無限耳鼻舌身意。の意味のとおり一切の対立観念の無い完全無分別の世界、ということになる。


写真は、ネット問答集より転載
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