一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

572  種袋しゃかしゃか振っていざ蒔かむ  洋子

2012年05月01日 | 

 (たねぶくろ しゃかしゃかふって いざまかん)

八重桜が咲くと、野菜でも花でもどんな種でも撒いていい時期だという。しかし、今農協やホームセンターで売られている多くの種が、アメリカに支配された遺伝子組み換えであることをご存じだろうか。

本来の種は、その年の花を咲かせて実らせ種を採り、来年のために保存する。しかし、最近の種屋の種は全てではないが、良い実を結ばないように仕組まれていて、毎年新しく買わなければならないことをご存じだろうか。日本は、食糧自給ばかりでなく、農業の最も基本である種が大きな問題なのである。

それはさておき、発芽から実りまで、蒔くは簡単だが、その後なかなか大変な作業が続く。特に、蚊に刺されながらの夏の草取りは欠かせない。

キケマン(黄華鬘) ケマンソウ科 キケマン属の越年草

 

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