一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

593 目瞑りてシャワー浴びおり雨蛙

2012年05月24日 | 

 (めつむりて シャワーあびおり あまがえる) 

 植え木に水遣りをしようとして、紫陽花の枝にいるアマガエル(正式名は、ニホンアマガエル)に気付いた。いたずらっ気を出して水を掛けたのだが、アマガエルは逃げるでもなくじっとしていた。ホースの暖まった水が、アマガエルには気持ち良かったのかもしれない。

 こんな小さな体からあんな大きな声が出るのは、鳴嚢(めいのう)という袋が喉にあって、それを共鳴させるからだそうである。アマガエルも鳴くのはオスだそうで、本来は春の求愛行動であるが、雨が降りそうになると、繁殖期でなくとも鳴く。

ジャスミン(モクセイ科オウバイ属)