一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

574  行く春やなほ美しき火縄銃

2012年05月03日 | 

(ゆくはるや なおうつくしき ひなわじゅう) 

人間が作った物には色々あるが、私は古いものが好きだ。新しいものはどうしても好きになれない。

例えば、焼き物で言えば、縄文土器・もう一つあえて加えるとすれば須恵器・・・・

例えば、音楽ならアルビノーニ・コレルリ・ヘンデル・バッハ・・・・・・

例えば、建物なら桂離宮を代表とする木造建築。近代的なビルなど話にならない・・・・

例えば、車にしてもクラシックカーならいいけれど・・・・・・

こんな例、あげ出したら切りがないので止めておくが、掛川で400年を経た火縄銃を見た時、心底美しいと思った。人を殺す為の火縄銃を美しいと感じる自分を恥ずかしいと思いながら・・・・

俳句で形容詞を使うのは良くない、なるべく避けるべきだ、と日頃思っているが、この火縄銃に関しては、どうしても使わずにいられなかった。他には思い浮かばなかった。

ホントに小さな花です

ヤブニンジン(藪人参 ) セリ科ヤブニンジン属の多年草

 

 

コメント (2)
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