(はらあかく なるまですわせ かをうてり)
昔、座禅をしている時、腕の血を腹一杯吸った蚊が、飲み過ぎたのだろう、畳の上にぽとりと落ちてひっくり返り、しばらく動かなくなるのを見ていたことがある。勿論その後10分ぐらいして飛び去ったのである。
腕を刺している蚊を見つけた時、すぐ打とうとすると結構逃げられる。そこで考えたのが、じーっとして腹一杯吸わせる方法。すると、自分の血のせいで、蚊の腹が次第に赤くなるのに気付くはずだ。それから、余っている方の準備万端の手で、引っぱたけば良い。10中8,9成功するはずだ。
ラミウム シソ科 (半常緑多年草)