一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

588  腹赤くなるまで吸わせ蚊を打てり

2012年05月18日 | 

(はらあかく なるまですわせ かをうてり)

 昔、座禅をしている時、腕の血を腹一杯吸った蚊が、飲み過ぎたのだろう、畳の上にぽとりと落ちてひっくり返り、しばらく動かなくなるのを見ていたことがある。勿論その後10分ぐらいして飛び去ったのである。

 腕を刺している蚊を見つけた時、すぐ打とうとすると結構逃げられる。そこで考えたのが、じーっとして腹一杯吸わせる方法。すると、自分の血のせいで、蚊の腹が次第に赤くなるのに気付くはずだ。それから、余っている方の準備万端の手で、引っぱたけば良い。10中8,9成功するはずだ。

ラミウム  シソ科 (半常緑多年草)

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