一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

586  母の日やわが強かりし女運   敬三

2012年05月16日 | 

(ははのひや わがつよかりし おんなうん)

 男にとって、生まれや育ち、経済などより、最も大事なのは女運。女にとって、最も大事なのは、男運だそうである。

この句、季語が「母の日」だから母親運のことを言いたいのは分かるし、その後も出会った女性が、特に妻が良かったのだろう。

 さて、優れた母を持った強運の持ち主と言えば、孟子がいる。我が子のために三度引越しをしたという「孟母三遷」などは有名。

又、男女のことであれば、伊丹十三監督の男の運を開く女「あげまん」がある。「あげまん」があれば、当然男をダメにする「さげまん」もある。又、女性側から見た「あげちん、さげちん」というのもあるらしい。

まあ女運(男運)の強弱を論議するのも結構だが、ゲジゲジやムカデではなく、人間としてこの世に生まれてきたこと自体が、既に奇跡に近い強運であることを忘れてはならない。

 

マルバウツギ(丸葉空木) ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木

(アジサイ科)というのもありました。

どちらが本当?

コメント
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