一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

750  絶滅種一つ増やして獺祭忌   となみ

2012年11月01日 | 

 

(ぜつめつしゅ ひとつふやして だっさいき) 

獺(かわうそ)は、ネコ目イタチ科カワウソ亜科に属する哺乳動物。ニホンカワウソは、既に絶滅種だそうである。先日、土佐の四万十川で、見なくなって40年経つニホンカワウソを、船から探し続けている方を、放映していた。

獺祭魚(たつ、うおをまつる)は七十二候の一で、2月19日。元来は、春になってカワウソが漁をはじめ、カワウソの習性として捕らえた魚を、人間が先祖を祭るときの供物のように川岸に並べることから、書物を多く紐解き、座右に並べて詩文を作ること、また好書家、考証癖、書癖などを言う言葉にもなった。

 正岡子規が、自身を「獺祭書屋主人」と呼んだので、子規の忌日9月19日を獺祭忌(だっさいき)と呼んでいる。

イヌタデ(犬蓼)タデ科の 一年草

別名、アカマンマ(赤マンマ)

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