(たたみやの まぐちぜんかい けさのふゆ)
建築では工場生産の規格品が増えて、誰でもできる簡単な仕事が多くなったようだが、畳や建具などはそうはいかない。寸分違わず畳を敷くには、必ず現場の寸法を測らねばならないからだ。
この句の畳屋も、昔ながらの畳屋のようである。寒さをものともせず働く姿には、頭が下がる思いがする。
しかし、この数十年で、日本の町から染物屋、鍛冶屋など多くの店や職人が消えていった、と思っていたら、庶民から見えなくなっただけで、大きな工場や小さな町工場の中にも、様々な職人さんが結構頑張っているらしい。
ダイモンジソウ(大文字草) ユキノシタ科の多年草