木々の中で、特に松の香りが精神病に効く、というのは以前(257回)書いたが、どんな木でもそれなりに効果はある。窯場の薪置き場に来て、松の匂いを「芳香」と感じた人は、どこか精神病的要素があるのかもしれない。
木の香り成分を総称して、フィトンチッド(Phytoncid)と言うそうだが、人間にとって免疫力の向上などに寄与するそうだ。つまり、体に優しく、心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらすのである。
いづれにしても人間にとって、地球上における、生存に必要な、最も重要な存在は、植物なのであって、人間が作り出した科学製品などではない。
キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)
ナス科キダチチョウセンアサガオ属
別名、エンゼルトランペット、ダチュラ