一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

 758  冬近し積まれし薪の匂ひけり   稱子

2012年11月09日 | 

 木々の中で、特に松の香りが精神病に効く、というのは以前(257回)書いたが、どんな木でもそれなりに効果はある。窯場の薪置き場に来て、松の匂いを「芳香」と感じた人は、どこか精神病的要素があるのかもしれない。

木の香り成分を総称して、フィトンチッド(Phytoncid)と言うそうだが、人間にとって免疫力の向上などに寄与するそうだ。つまり、体に優しく、心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらすのである。

 いづれにしても人間にとって、地球上における、生存に必要な、最も重要な存在は、植物なのであって、人間が作り出した科学製品などではない。

キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)

ナス科キダチチョウセンアサガオ属

別名、エンゼルトランペット、ダチュラ

コメント
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