陶器の粘土制作に、「紐積み」という手法がある。粘土を細長い紐状にして、少しづつ積み上げていく。紐の直径が、5センチ以上にもなることもあり、特に甕などの大物制作に向いている。「紐積み」の技法は、縄文時代には既に始まっており、数千年の歴史のある手法だ。
さて、陶器作りに多い病気は「腰痛」だが、次に多いのが「腱鞘炎」や「ばね指」だろう。陶器作りに限らず、指を使う職業の全てに共通する「職業病」である。
特に冬場は、指が硬直しやすいから、よく揉みほぐすことが肝要だ。
ヤツデ(八つ手) ウコギ科の常緑低木。