♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

ひるの歌謡曲・前田有紀

2005年06月09日 | 演歌・歌謡曲
今週の「ひるの歌謡曲」の司会は前田有紀で、きょうが最終日だった。彼女の司会は落ち着いていて大変上手だと思う。彼女についても、おととしのNHK歌謡コンサートの若手歌手応援コーナーで初めて知った。
そのとき唄っていた『東京きりぎりす』はタイトルも変わっているし、影絵遊びのような指先の形をする振りも面白いと思った。
きょうかかったデビュー曲『鳴きうさぎ』も面白いが、『東京、宵町草。』は彼女の持ち歌の中では最高傑作だと思う。調子のいいリズムにのせて、言葉が奔放にほとばしる。言葉遊びの要素もあり、実に楽しい曲だ。
前作の『さらさらの川』、そして最新の『西新宿で逢ったひと』では、もう一つ彼女の良さを生かしきっていないような気がする。
ハロプロ出身の演歌歌手という独特の地歩の中で、彼女がどういう方向を目指しているのかが見えにくい。

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