
6月22日発売の、あさみちゆきのセカンドアルバム「あさみのうたⅡ」は、CD店に予約してあったがなかなか都合がつかず、ようやく昨日DVDカラオケと同時に入手した。
11曲のうち、カバーは『みんな夢の中』1曲だけで、他はすべてオリジナル曲であり、デビュー2年2か月で、これだけの内容のセカンドアルバムを出せるのは立派の一言だ。
私がちょうど2年前のNHK歌謡コンサートで初めて彼女を見たときの第一印象が、「これはスケールの大きな歌手になりそうだ。」というものだったが、今まさにその予感が結実しつつあるようだ。
このアルバムは本当にいい曲ばかりであり、それぞれの曲についてはじっくり聴き込んでからおいおいコメントしていきたい気がする。そこで今回は、その中でも特に印象の強かった2曲だけ取り上げておきたい。
まず2曲目の『砂漠の子守唄』だが、このブログの「私が期待する歌手」の紹介コメントで書いた「都会の人間の孤独感」にぴったりの、あさみちゆきの真骨頂が味わえるソウルフルソングである。
そしてラストの『こころのうた』、この曲を初めて聴いているうち、思わず目頭が熱くなってきた。こんなことは滅多にないことだ。彼女自身の手になる歌詞が、ストレートに心に迫って感動をもたらす名曲だ。この曲はぜひ彼女の生の歌で聴いてみたい。