♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

三代目コロムビア・ローズ

2005年06月24日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は、三代目コロムビア・ローズによる司会の最終日で、マイ・セレクションだった。子供の頃から日本舞踊を習っていて、歌手の公演の前座で踊ったことが歌手を目指すきっかけになったとの、一風変わった経歴を持っている。
彼女自身もカバーしている、初代コロムビア・ローズの『東京のバスガール』は、やはり外せないという感じだ。
父が好きという『さようならは五つのひらがな』を選曲していたのをみると、彼女は父親思いのようだ。

持ち歌は『出航五分前』『零時の街角』『蒼いバラの伝説』の3曲。くせのない素直な声で、力強い歌唱だと思う。
『零時の街角』は『出航五分前』のカップリング曲で、初めて聴いたが、イントロのトランペットが印象的で、藤圭子の『新宿の女』を思わせるようないい曲だ。

先日は彼女のナレーションが棒読みだと酷評したが、言い方を変えれば飾り気のない素朴な味があり、真面目さが出ていてそれなりによかったと見直しておきたい。
コロムビア・ローズの名前をもらったことを誇りに思って、彼女にはこれからも頑張ってもらいたいものだ。
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