きょうから葉月・8月がはじまった。去年は猛暑つづきであったが、ことしは一転、けさは戻り梅雨の形相を呈している。そんな中、朔日参りをすませる。帰りの道端には大輪のひまわり、山里の畑には胡麻の花が小雨に煙って咲いていた。この8月も暑さの中、大震災対策、きのうおとといの新潟、福島のゲリラ豪雨の被害対策である。今では治水対策も進み、信濃川の堤防も、<TVの取材ヘリの上空からみる信濃川の濁流は堤防すれすれにあるのに決壊か所少ないのにおどろいた。><わたしは新潟勤務が5年ほどある。>報道によると「治水対策の大原則は川の水位を下げることにあり、堤防を高くすることは、実は危険を伴う。」、「高い堤防が決壊すると、あふれた水のエネルギーはより大きくなり、被害は甚大になる。」 それで河川敷部分を削って川幅を広げ、川の容量を増やして水位を下げる、それに伴って出た土砂を堤防のかさ上げにした事業を実施したとあった。それでも40万人に避難の指示や勧告がでたとのこと、人の意が天に及ばないのは昔と変わらないと新聞は伝えている。<岩殿山荘主人>
<ひまわり>
「向日葵に剣の如きレールかな」 松本たかし <駅のホームに咲いているひまわりだろうか。>
<8:54>
<9:01>
<ゴマの花>
「胡麻の花旱の闇のうすれけり」 太田鴻村 <胡麻は暑さに強い、うすうすと開く花がみえる。>
<9:12>
<胡麻畑 9:16>