きょうは穀雨、二十四節気のひとつ。穀物の芽に注ぐ雨が百穀を育むというそうだが、暖かな雨が地を閏し、まわりの草木は一斉に芽が大きくなっていく。1年のめぐりとはいえ、自然の厳かなことよ、先駆者、農耕民族の知恵といえましょうか、稲作農家は苗作りや田おこしに励む。けさの「天声人語」にあるように生きとし生けるものに精気、やる気を与えてくれる。「掘り返す塊光る穀雨かな」 西山泊雲 (畑仕事の最中には雨は降ってないが、掘り返すつちくれは穀雨に潤った沃土である。)日本の歳時記 庭には木々の新芽と利休梅とすおうの花がひかる。<いわどの山荘主人>
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