裏山の細道を抜けた処に青田、田圃がある。土用の暑さの中、ひとりの年老いた農夫が稲の手入れをしている、大汗を拭いながら一休みするところだった、写真を撮らしてもらうべく、話しかけた、土地の古老は、いくつに見えるかというから私は80歳位といった、大正15年生まれの86歳である。若いものは、稲作は継いでくれず、わたしが稲の手入れをしているのだという。今年限りにすると古老はいう。たしかに稲作を続けるのは大変な労働である。わたしの老人大学の友人<もくしくも大正15年生まれである、>の旦那さんの実家がこの辺りなので〇〇さんご存知かと問うと良く知っているといって話してくれた。またこの辺りは終戦末期、軍隊隠れ場所としてトンネル穴掘り、工事が盛んだったと当時18~9歳だったからよく覚えているとも話してくれた。まわりは青い田圃、やわらかい風はあるが、暑さに負けて生ぬるい、(9:30ごろ) これから立秋9月7日までがいちばん暑いと暦上ではいう。<いわどの山荘主人>
<青田 9:46>
<古老 9:34>
<稲の手入れ 9:23>
<田圃全景 9:21>