川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

啓蟄<季節のたより>

2015-03-06 10:06:25 | 季節のたより
 この春は寒さが中々おさまらない、きょうは啓蟄<冬の間、土の中でじっとしている虫を蟄虫という、>であるが、その蟄虫たちが土から這い出してくれるか・・である。虫たちが春の気配を感じて「戸を啓き」地上に出てくる気温になっていてほしい。
 そういえば、2月まではキャベツや菜の花など葉っぱを啄んでいた<お蔭でキャベツやブロッコリーなど丸坊主になっている。>小鳥たちが、梅の花が咲く頃になると、葉っぱ類は食べなくなる。花の蜜の方に代わっていくから不思議である。花の蜜の方が美味しいのでしょう。
「啓蟄や生きとし生けるものに影」斉藤空華(どんな小さな虫にも影がある、啓蟄の陽光のなかであらためて気が付いた。)
 弥生の空は、寒暖入りまじるなか、それでもひと雨ごとに春が近づいている。けさの農園への道端、遊休田んぼの梅の花びらが大きく広げています。
やがて木の芽が吹き出し、木の芽時となりましょう。
 <いわどの山荘主人>

<啓蟄のあさ、7:58>