ブラウンGPのバトン選手がポールトゥフィニッシュです。
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バトンV、ブラウンGPワンツー/F1
<F1:オーストラリアGP>◇29日◇決勝◇オーストラリア・メルボルン、アルバートパーク特設コース(1周5・303キロ×58周)
撤退したホンダチームを引き継いだブラウンGPが、参戦初戦で1、2位を独占した。ポールポジションからスタートのジェンソン・バトン(29)が1度も首位を譲らず優勝。スタートで失敗したルーベンス・バリチェロ(36)は他車の接触事故などもあり、2位に入った。中嶋一貴(24=ウィリアムズ)はスピンしてクラッシュし、リタイアした。
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とても強い勝ち方で、ブラウンGPが開幕戦を制しました。毎年開幕戦のオーストラリアGPは荒れるレースになることで有名ですが、今年も2回のセーフティーカー導入があり、順位が目まぐるしく変わりました。けれどもバトン選手は道中終始安定して首位をキープし、そのまま押し切ることが出来ました。勝因はおそらく早めにマシン・タイヤとの折り合いが付いて、後続を引き離したことでしょう。最後の数周は、クビサ選手の追い込みが激しく、ゴール前で差されるかと思いましたが、前を走っていた若手のヴェッテル選手がコーナーでよれて斜行し、クビサ選手を進路妨害したうえ、クラッシュで両者ともに競争中止となってしまいました。お陰でバトン選手は楽々と逃げ切り勝ちという結果になりました。
「着差以上の強い勝ち方でした」、ちょっと競馬中継の見過ぎかな。