私も若い頃は好きだったガンダムですが、最近はいろいろと「ガンダム災害」が発生しているようです。
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ガンダム母に捨てられ暴走 29歳男が自宅に放火
兵庫県警加西署は10日までに、ガンダムのプラモデル(ガンプラ)を母親に処分されたことを悲観し、自宅に火を付け全焼させたとして、放火の疑いで同県加西市の男(29)を逮捕した。男は大のガンプラマニア。「大切なガンプラを処分され、もう生きていけないと思った」などと供述しているという。
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これは、笑ってはいけない災害です。彼にとって、ガンダムのプラモデルは「宝物」を超えた「子供」のようなものだったのでしょう。子を想う親の気持ちなのです。世の中には、子供を失って「もう生きて行けない」と思う親がいるのですから、それと同じ気持ちだと理解してあげたい。でももしガンダムが人間型ロボットではなく、昆虫型ロボットだったら彼も放火することはなかったでしょう。
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「ガンダム」ゲームに負けてなじられ…消防士が高校生殴る
愛知県警半田署は11日、男子高校生を殴りけがをさせたとして、傷害の疑いで同県半田市有楽町、知多中部広域事務組合消防本部武豊支署の消防士、榊原巨士容疑者(27)を逮捕した。調べでは、榊原容疑者は今月10日午後、半田市内のゲームセンターで、アニメ「機動戦士ガンダム」を模したゲームで対戦した男子高校生(18)に負けてなじられ、腹を立て、高校生の顔を殴ってけがをさせた疑い。榊原容疑者は当時、非番だったという。
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大人がガンダムのゲームで負けて、子供を殴ったという話です。ゲームに負けた子供の方が腹を立てるなら判りますが、大人が殴るというのは「大人気ない」感じがします。況してや社会を守る消防士ですから、もっと大人になってほしいものです。彼もガンダムへの想い入れが強過ぎて、自分の年齢を忘れて「思わぬ行動」に出てしまったのでしょう。ガンダムのゲームをする時は、相手がたとえ大人でも用心したほうが良さそうです。
今月だけで2件の「ガンダム災害」がニュースになっていますが、表面化しているのが2件だけで、その裏には膨大な数のトラブルが発生していると思われます。
くれぐれも、ガンダムにはのめり込まないように注意したいものです。