WBC日本チームの試合が終わりました。
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侍ジャパンが帰国 山本監督、改めて重盗「悔いはない」=WBC(スポーツナビ)
第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で敗退した日本代表「侍ジャパン」が19日、米国サンフランシスコから帰国し、千葉県成田市内のホテルで記者会見を行った。18日(現地時間17日)のプエルトリコ戦に1対3で敗れ3連覇を逃したが、山本浩二監督は「選手は厳しい日程の中で調整をしてもらった。私の中では素晴らしいチームだった」と選手の努力をたたえた。山本監督は就任以来、「プレッシャーはすごくあった」と心境を述べ、「選手、スタッフ、裏方が気持ちをひとつになって戦えた」と誇らしげに語った。また、準決勝での重盗に関しては改めて「悔いはありません」と強調した。代表メンバーは今後、29日に開幕するプロ野球レギュラーシーズンに向けて、各所属チームに合流する。山本監督は「12球団に大きなけがなく、選手を返せてホッとしている。メンバーのペナントでの活躍を願っている」と、選手の今後の活躍を期待した。
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今年のWBCも楽しませてもらいました。日本チームは準決勝であっけなく敗退。野球に限らず、チーム競技はミスした方が負けるとよく言われます。昨日の試合も8回の盗塁(作戦)ミスを敗因にする新聞記事もありました。でも試合全体を通して見ると、そういう一つのミスが原因ではなく、プエルトリコのピッチャーを打てなかったこと、打撃の弱さが一番の敗因だと思います。特にチャンスでとんでもない球を空振りする選手が多かった。気負い過ぎ、緊張し過ぎで素人目にも「これは打てそうにもないな~」と思いながら見てました。時差のある移動、初めての大リーグ球場の雰囲気に飲まれてしまったのか、優勝のプレッシャーなのか日本の試合とは全く違う印象でした。もしかすると接戦が多かった予選で、選手達も疲れていたのかもしれません。
今回のWBCは、アメリカ、カナダ、韓国、キューバ等の強豪国が予選で敗退しましたが、日本は前回の優勝チームとして、日本人メジャーリーガーが居ないチームで四強に残れただけでもよく頑張ったと思います。勝てなかったのは残念ですが、選手達の健闘は称えたいと思います。
ちなみにテレビ中継を見ていて残念だったのは、日本の攻撃の時の騒々しいラッパや太鼓の音、「カットバセ~」の声援、葬式のような暗い歌の合唱など、大リーグ球場に違和感のある騒音が聞こえていた事です。若者がスタンドで飛び跳ねる姿もカッコ悪い。国際試合での日本流の応援は、見ている方がとても恥しい。日本では問題ないけれど、アメリカで試合をやるのであれば、マナーとして少なくとも鳴り物を持ち込むのは止めるべきだと思います。