今年の安田記念は、ロードカナロアの圧勝でした。
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【安田記念】1番人気ロードカナロアがV(東スポ)
2日、東京競馬場で行われたG1第53回安田記念(芝1600メートル)は1番人気に推されたロードカナロアが中団追走から直線差し切る豪快な横綱相撲で快勝。勝ち時計は1分31秒5でG1 4勝目。クビ差の2着は3番人気のショウナンマイティ。3着は12番人気の伏兵ダノンシャーク。
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今年の安田記念は、抜けた馬がいない混戦模様でしたが、一番人気に推されたロードカナロアが距離の不安を感じさせない走りで優勝しました。
岩田騎手は、今年のG1 3勝目で通算20勝。大舞台に強い騎手であることは間違いないようです。しかし、今回のレースでも最後の直線で斜行の反則で、過怠金の制裁が課せられてしまいました。彼の騎乗はダイナミックなフォームで、ややバランスを欠く乗り方の為か、馬を斜行させてしまうことがよくあります。直線の走りを見ると、1頭だけ右に左にフラフラしながら走っていて、後ろの馬を妨害しているようにも見えました。昨年のジャパンカップでも同様の制裁を課せられ、後味の悪い結果になったことがあります。できれば反則の無いスッキリした勝ち方を見たかったと思います。
ちなみに今回応援していたのは、西園厩舎の3頭。シルポートはいつものように逃げて見せ場を作ってくれましたが、サダムパテック、エーシントップ共に精彩を欠いた走りだったのが残念でした。