キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

ゲーテとカフカに競馬を学ぶ

2015年12月01日 | Aphorism(気になる言葉)

楽観主義者ゲーテと悲観主義者カフカの言葉。

ゲーテ「希望は誰にでもある。何事においても絶望するよりは、希望を持つほうがいい。先のことなど誰にもわからないものだから」

カフカ「希望はたっぷりあります。無限に多くの希望があります。-ただぼくらのためにはないんです。」

人生の見方の違いを端的に表現した言葉ですが、競馬でもこの2人の言葉が当て嵌まります。

ゲーテ派「馬券が的中する可能性は誰にでもある。当たらないかもと思うより、絶対当たると思っていたほうがいい。先のことなど誰にもわからないものだから」

カフカ派「的中する可能性はあります。たくさん配当を頂く可能性もあります。-ただぼくのためにはないんです。」

レース前の的中への期待と、終わった後の脱力感。そんな気分を表わした言葉。競馬で負けた時、多くの人は、このレースは自分には縁が無かったと思って、また次のレースに期待します。その繰り返し。多くの競馬ファンは、ゲーテ派でしょう。
みんな楽観主義なので、大損しても辞められない。


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