楽観主義者ゲーテと悲観主義者カフカの言葉。
ゲーテ「希望は誰にでもある。何事においても絶望するよりは、希望を持つほうがいい。先のことなど誰にもわからないものだから」
カフカ「希望はたっぷりあります。無限に多くの希望があります。-ただぼくらのためにはないんです。」
人生の見方の違いを端的に表現した言葉ですが、競馬でもこの2人の言葉が当て嵌まります。
ゲーテ派「馬券が的中する可能性は誰にでもある。当たらないかもと思うより、絶対当たると思っていたほうがいい。先のことなど誰にもわからないものだから」
カフカ派「的中する可能性はあります。たくさん配当を頂く可能性もあります。-ただぼくのためにはないんです。」
レース前の的中への期待と、終わった後の脱力感。そんな気分を表わした言葉。競馬で負けた時、多くの人は、このレースは自分には縁が無かったと思って、また次のレースに期待します。その繰り返し。多くの競馬ファンは、ゲーテ派でしょう。
みんな楽観主義なので、大損しても辞められない。