キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

ハズレ馬券の効用

2016年04月13日 | Horse Racing

最近、負けが混んできて、ハズレ馬券を量産している。収支はマイナスが続いているが、だからと言って悔しい気持ちも湧かない。でも自分が賭けた馬券代が、どのように使われているのかは多少気になる。

JRAによると、売得金の約75%が払戻金、約10%が国庫納付金として支払われ、残りの約15%が競馬会の運営費となっている。つまり100円賭けたら、75円が払い戻し、10円が税金、15円がJRAの運営費用というわけである。払い戻しは、宝くじよりも多い。よくJRAをボッタクリのように言う人もいるが、競馬の運営にはお金が掛かる。レースの開催には、人・施設・情報が必要であり、そのコストと思えばそれくらいのお金を取られるのは仕方がないと思う。
ということで、運営費は「観戦料として寄付」する気持ちがあれば、惜しくはないだろう。一生懸命走る馬、騎手、運営をサポートする人達に感謝して寄付しよう。税金も「国への寄付」と思えば、これも納得できる。競馬で遊べるということは、それだけお金に余裕がある証拠でもある。その税金が、生活に苦労している人達の助けになるのであれば、何も問題はない。(使い道は気になるけど)そして「払い戻し」である。自分がもらえればいいが、自分の馬券代が
他人の手に渡ると思うと、悔しい気持ちになる人もいるだろう。でもこれは競馬ファンの助け合いなのだ。馬券が当たった運の良い人に、自分の馬券代を分けてあげるという寛大な気持ちが必要だ。競馬では運が良い時も悪い時もある。「どうぞ、私の馬券代をもらってください。」と心の中で呟こう。いつもハズレてばかりの運の悪い競馬ファンを助けてあげるのだ。競馬はある意味、慈善事業である。馬券がハズレてもみんなを助けることができる。そう思っていれば、いずれ自分も助けてもらえることがあるかもしれない。


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