昨夜のニエル賞は、マカヒキが優勝しました。
--------------------------------------------------
【ニエル賞】マカヒキ、落鉄なんの海外デビューV!凱旋門賞制覇へ弾み(スポーツ報知)
◆ニエル賞・G2(3歳限定、芝2400メートル=11日・仏シャンティイ)
世界最高峰のG1、凱旋門賞(10月2日、仏シャンティイ=芝2400メートル)と同じコースで行われた3歳限定の前哨戦、ニエル賞・G2は11日、5頭立てで行われ、クリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=騎乗の日本ダービー馬マカヒキ(牡3歳、栗東・友道厩舎)が快勝。海外デビューをVで飾り、日本馬の悲願である世界制覇へ弾みをつけた。(中略)13年に同じダービー馬のキズナが制して以来となる日本馬のニエル賞制覇。レース中に右後肢を落鉄するアクシデントがあったが、しっかりと勝ち切った。「道中はとてもリラックスして、直線で反応が良かった。ラスト200メートルはむっちゃ速かった。内の馬がしぶとかったが、ゴールまで頑張った。簡単に勝ちました。次はもっと良くなる。凱旋門賞が楽しみ」。15年にJRA騎手に転身して初の“海外勝利”を手にしたルメールの笑顔がはじけた。
-----------------------------------------------------
昨夜のこのレースを見ていましたが、レース前の「圧勝予想」とは随分印象が違いました。下馬評では、相手はG1実績が無くレベルが低いので、マカヒキの圧勝は間違いない予想でしが、正直なところ、マカヒキと他の2,3着馬との差はあまり感じられませんでした。直線もモタモタしていて、本気になったのはムチを入れた最後の1ハロンだけみたいなレースでした。落鉄の影響かもしれませんが、加速は鈍く、まだキレが無い印象でした。今回は5頭立てで、超スローペースで、周りを見ながらのレースでしたから、多頭数でペースが速くなる凱旋門賞の参考にはならないように思います。ここで一度経験積んで、本番ではマカヒキにスカッと勝って欲しいけれど、前哨戦見た感じでは、マスコミの楽天的な報道とは逆に苦戦しそうな印象を受けました。